福徳を招くための伝統行事

お知らせ

2025.02.07

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2月2日は節分でしたね。節分の日に、恵方巻を恵方に向かって無言で食べきると願い事がかなうといわれていますが、この恵方というのはその年の福徳をもたらす歳徳神(としとくじん)がいる方角とされます。元旦を迎えると、豊村酒造旧醸造場施設では伝統的な行事として、天井から一本の棒で吊るされた歳徳神を祭る神棚の向きを、その年の恵方に合わせて回転させます。恵方は年ごとに異なり、今年は乙・庚の年にあたるため、西南西やや西が恵方となります。毎年年末に博多の東長寺から歳徳神のお札を授かり、神棚の正面に掲げて一年の繁栄を祈願します。この行事は、130年以上にわたって毎年続けられています。